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2008/04/16

『赤い指』 東野圭吾

赤い指 Book 赤い指

著者:東野 圭吾
販売元:講談社
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ねぇ、お化粧ごっこしようよ

認知症の母の指 真っ赤に染まった赤い指

すべてを詳らかにする赤い指

「遅っ!?貴女、それでも自称・加賀刑事スキー?」というお声が四方八方から聞こえてきそうな本日のレビュー。「図書館予約待ち800人にすっかり萎えて、そのまま忘れてました」なんて、口が裂けても云えない。

帯には直木賞受賞第一作とか書いてありますね…私はもう何年加賀刑事を放ったらかしにしてしまったのでしょうか?こんな家族想いの加賀刑事をっ!くぅぅぅぅ、もう本気で惚れました。加賀刑事、一生ついてゆきます。だから、中村○介さんあたりでドラマ化しませんか?(えっ?ってか、自己認識してるより中村○介さん好きね貴女)

本作は加賀刑事モノお馴染みの“犯人冷や汗たらたら加賀刑事がその鋭い眼差しでぐんぐん迫ってくるよー”モノです(どんなモンやねん)犯人からしたら怖いですよ。自分の思考が見事にトレースされて晒されるんですから。しかも、犯人が認識していない真実まで攫えて披露されちゃうんですから。怖いですよ~。

というわけで、加賀刑事だから見抜けた真相を私如きが見抜けたわけがございません。当然、パパといっしょにびっくりです。この仕掛けって、本筋(ミステリ)とは関係がない読者サービス(というか、警鐘?)なので、見抜けなくてもオッケーだとは思うのですが。ついでに申し上げると、事件としての難易度は大して難しくないので、加賀刑事がいなくてもこの事件自体は終息を迎えたでしょうね。1日か2日、エンドが伸びただけで。

しかし、捜査一課から加賀刑事への信認は厚いですねぇ…有望株じゃないですか。昔は加賀刑事モノ=ヒロインとの恋愛モノだったはずが、バレリーナとの恋愛がおじゃんになってから、そっち方面のお話は一切聞こえてきませんね。こんなに優秀で有望な男が居るのに…署の女性はなにをやっているのでしょうか?(余計なお世話だ)

そして、ラストの“父と子の約束”には胸がキュンとしました。将棋の件なんて、眼にうっすらと。ただ“切れる”だけじゃない、“優しさ”まで備えた加賀刑事…ほらっ、ここに優良物件があるわよっ!(だから余計なお世話だ)次回作では、独りになってしまった加賀刑事に素敵な恋が訪れることを期待しております。

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