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2008/04/18

『チョコレートビースト』 加藤実秋

インディゴの夜 チョコレートビースト (ミステリ・フロンティア) Book インディゴの夜 チョコレートビースト (ミステリ・フロンティア)

著者:加藤 実秋
販売元:東京創元社
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「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」

渋谷の街、異端ホストクラブとして同業者から疎まれるclub ingigo

けれど、トラブルに巻き込まれた瞬間…頼りたくなるのはclub ingigo

さっそく入手に成功しました『インディゴの夜』続編、『チョコレートビースト』。前作のレビューでも「2編目からはミステリでもなんでもなくなってるし」と毒を吐いた私ですが、今回ものっけから毒を吐かせていただきます。

ミステリでもなんでもないやんけ!

いや、薄々どころかマルッとお見通しだったんです。でもね「ミステリ・フロンティアから出版されてる本なんだし、そろそろミステリテイストの作品で来ても良いではないか良いではないか」って夢見ちゃったんです。マルッと脱がされた恰好だな、こりゃ。

トリアタマ標準装備の私の脳は、ミステリ以外の本については「記憶する」という機能をあっさり放棄してしまうので(ミステリ作品でも記憶できなくてひぃひぃ云ってるのに!)3日くらい前に読んだこの本の中身なんて、すっかり忘却の彼方です。とりあえず、ミステリでも無ければ、ホストがしゃしゃり出てくる必要もない事件ばかりを扱っていたようないなかったような。

無理矢理ホストたちを登場させました感でいっぱいだったんですよ、確か。「えっ?これってホスト使う意味なくないですか?」って何回かツッコミを入れたような気がするんですよ。「社内いざこざなら社内で解決くださいまし」って頭を下げた記憶があるようなないような。とにかく、ホストが探偵(というか小間遣い)になる必要の無い=そもそもの主題から外れた作品に出来上がっていたような気がします。既にうろ覚えで「気がします」とか「確か」とか曖昧表現毒吐きを連呼してまして申し訳ないですね。

とにかくミステリではない。じゃあドタバタコメディか…いや、どっこも笑えなかったような気がするな、という記憶に残らない一冊であったことは間違いないです。これだけは太鼓判を押します。さらに続編が出たとしても、このシリーズだけは読まないでしょう。だって、ミステリじゃないもん。

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