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2008/03/20

『空中ブランコ』 奥田英朗

空中ブランコ (文春文庫 お 38-2) Book 空中ブランコ (文春文庫 お 38-2)

著者:奥田 英朗
販売元:文藝春秋
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「いらっしゃ~い」

今日も陽気なお出迎え

あのぅ…本当に治してもらえるのでしょうか?

『イン・ザ・プール』に続く、トンデモ精神科医・伊良部シリーズの第2弾です。直木賞受賞当時は奥田英朗に全く興味が無かったので、完全スルーしておりました本作。セクシィ看護師・マユミさんが私の好物です。

前作では「伊良部の行為は治療か?悪ふざけか?」と迷ったものですが、本作を読んで確信しました。伊良部の行為は治療でも悪ふざけでもなく…

本気だ

と。ところどころに現れる治療的発言(「義父のヅラ」の「禁断?強迫?」とか)から、伊良部が医療知識ゼロの単なる阿呆でないことは解りますが…スイッチ入っちゃうのでしょうね、患者を迎えた瞬間に。「またこの患者と遊べるに違いない」スイッチが。友だちのいない学生時代を過ごした弊害でしょうか?

しかし、「義父のヅラ」とはすごいタイトルですね…タイトルを確認した瞬間にワックワクしちゃいました。

「あぁ、私にもこの気あるよ…」って(笑)

さすがに見ず知らずの方のお帽子を無理矢理引っぺがすような無作法はいたしませんが、お帽子に伸びる手を我慢するべく脂汗を掻いたりはしませんが、うずうずはしますよね。「バレてないとお思いですか?」とか「蒸れませんか?」とか「そのお帽子おいくらですか?」とか聞きたくて!!!なんかもう、開き直っちゃえば良いのに…って本当に思います。

すみません…私もつい悪ノリしちゃいました。

というわけで、伊良部が本気だと解った今、この作品を楽しむにはいっしょに楽しんじゃうのが最適だと悟る。シリーズ第3弾『町長選挙』ではどんなトンデモをやらかしてくれているのでしょうか?期待大です。

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コメント

初コメントです☆

あたしも『インザプール』ではこれは何なんだろうと思っていて、
『空中ブランコ』読んだ時に伊良部は本気だということに気づきました(笑)
ヤツが本気なのであればもう、乗っかるしかないですね☆

のだめの新刊も面白かったですね。
黒木くんやるな~とニヤニヤ笑いました!

あと、やはりブクログは似た本が多いかも知れません(笑)
http://booklog.jp/users/motoka-n
なんとなく貼り付けておきます、まだ未完成ですが・・・

投稿: もとか | 2008/03/26 20:23

☆もとかちゃん☆
いらっしゃ~い♪(伊良部ばりに)
こんな性癖暴露ブロ愚にもとかちゃんのようなピュアガールがやって来て大丈夫なのかと心配になってしまいます…orz
ブクログ見たよ!プロフィールの仔ぬこがきゃわゆい♥もとかちゃん宅に行くとあのきゃわゆい仔ぬこに逢えるのでしょうか?うふふ♥食べちゃいたい♥
とりあえず、講談社ノベルスの新刊カバー率が高いと思われますので、森センセの新刊が出たらいらしてください(さりげなく牽制してみた)いや、本当に大したブロ愚じゃないから!!
あっ、旦那さんによろしく~

投稿: まじょ→もとかちゃん | 2008/04/05 15:41

残念ながら猫はフィクションです(笑)
あまりのかわいさに使っているだけなの。あの「ぐえっ」って顔がたまらないでしょう?
猫はいませんが是非遊びに来てくださいな☆
ブログも見ているので森博嗣の時は過剰反応すると思います(笑)
ではでは☆

投稿: もとか | 2008/04/06 02:02

☆もとかちゃん☆
つい使っちゃう気持ちわかる…あの可愛さは犯罪です。
次の森センセの新作はいつかなぁ…(って『カクレカラクリ』が無き物にされてるっ!?)もとかちゃんと語り合える日を楽しみにしております♥

投稿: まじょ→もとかちゃん | 2008/04/06 11:56

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» 空中ブランコ [読書と時折の旅 (風と雲の郷本館)]
 我らが迷(名?)医・ドクター伊良部が、またまた大活躍だ。「空中ブランコ」(奥田英朗:文芸春秋)である。当ブログでもだいぶ前に、シリーズ前作の「イン・ザ・プール」の記事を書いたが、2作目に当たる本作もやっと文庫化されたので、さっそく買ってきた。ちなみに...... [続きを読む]

受信: 2008/03/22 16:18

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