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2008/01/26

『平家伝説殺人事件』 内田康夫

Book 平家伝説殺人事件

著者:内田 康夫
販売元:角川書店
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海上の豪華客船から消えた一人の男

男の影を追った先には、偽装結婚と生命保険金詐欺

浅見光彦は最愛の女性を救うことができるのか?

実家押入発掘本第2弾は浅見光彦シリーズ『平家伝説殺人事件』です。中学生の時の私は、一体どんな基準を以って本を購入していたのだろうか…渋い。

2時間ドラマの定番となった浅見光彦シリーズですが、マイ・フェイバリット・ミツヒコ(笑)はいつまでも榎木○明さんですね。いまでも兄・陽一郎として榎木さんが登場すると胸がキュンキュンします。ってわけで、中村○介版も時間があれば見ていたりする。もちろん“浅見光彦が不審者と間違われて連行→取調室に警察官が駆け込んでくる→「ぬぁにぃ!」と浅見光彦を2度見→急に協力的になる警察”という、警察庁の方から後光が射す、水戸黄門の印籠的シーンを見なければ、浅見光彦シリーズを見た気にはなれません。大好きです。

そんなわけで『平家伝説殺人事件』でございますが、久しぶりに

郵便受けと糸とポケットを使った密室トリック

という作品を読みました(大爆笑)もう、これだけで皆さん、どんなトリックが使われたか解ろうかと。発行年を確認したら…そりゃ、私が産まれたころだもの。已む無いもの。

まぁ、『平家伝説殺人事件』の良さはそんなところには無いのでご安心を。骨子となる謎は本格派。“死んだと思われていた人物が実は生きてた”なんてのは既に使い古されたトリック(でも、この時代では最先端では無いかと)ですが、本作はそれをさらに発展させてくれます。この発展、なかなか素敵。そりゃ、保険金詐欺も巧くゆくでしょうよ、という出来です。2時間ドラマの原作でしょ?と舐めてると痛い目みるかも(私は見た)。

しかし、光彦坊ちゃん(敢えて使う)はヒロインの女性と恋に落ちすぎですわよ!本作ではプロポーズまでかます次第。まぁ、自他共に認める極度のマザコンですので、結婚まで到達するのは難しかろうかと思いますが。頑張れ、歴代のヒロインたち。

というわけで、たまに浅見光彦のような王道シリーズを読むのも良いなぁ、と思わせてくれた一作。押入発掘本もなかなかやるわね。

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