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2007/02/22

『人形館の殺人』 綾辻行人

人形館の殺人 Book 人形館の殺人

著者:綾辻 行人
販売元:講談社
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京都の街をマネキンで彩る人形館。

中村青司の呪いはここにも現れる?

館シリーズ異色作とも呼べる、衝撃の第四弾。

20000HIT御礼だ!と云いながら、なかなか再読する機会のないシリーズものを消化しているに過ぎないかもしれないこの企画。お館様シリーズもようやく折り返し地点です。

さて、最初に謝っておきましょうか…ご、ごめんなさい!

えっと、この『人形館の殺人』がお好きな方は、ここからのレビューは読まれないほうが懸命です。企画レビューと云えども、当ブロ愚の構成要素は基本的にぶった斬り。今日は…斬ります。

なにをくどくど…とお思いでしょうが、要するに“私的にこの『人形館の殺人』は館シリーズとして認めていなくってよ!?”という思いの現われです。だって、そもそも

中村青司の館で起こった事件じゃないじゃん!!

いや、解るんです。解ってはいるんです。時々こういう作品を書きたくなっちゃう気持ちっていうのは。でもね、だったら『人形館の殺人』だなんてタイトルにしないでくださいよ~。『人形屋敷の殺人』とか『人形邸の殺人』とか『人形館-ただし番外編-の殺人』とかにして欲しい。いっそのこと『人形館の囁き』でも良いです。だって、この作品ホラーでしょ!?

ミステリは大好きだけどホラーは苦手(というか嫌い)な私は、綾辻氏の「囁き」シリーズが未読だったりします。お恥ずかしい話ですが、駄目なんですホラーが。だから、『人形館の殺人』に対しての評価も自然と辛くなる。ミステリだと思って読んでたらホラーだった…っていうんだから、このぎゃふん感をどうしてくれようか。

館シリーズと銘打っておきながら、実は中村青司の館で起こった事件では無いという新手のミステリか!?と本気で思いましたもの。読了後、私のこの気持ちがミステリ!?とも思いましたもの。あぁ、ごめんなさい。もう書けません。

この作品の良さが解るときがいつか来るのでしょうか?もうちょっと寝かせておこうと思った今回の再読。名作と呼び声高い『時計館の殺人』で気分をリフレッシュして、ソフトもハードも重い『暗黒館の殺人』に挑みましょうか…って、『黒猫館の殺人』忘れてるから~!!

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コメント

わはは、まじょ。さんの注意書きを恐れずにレビューを読ませて頂きました。
ええ、僕はこれが一番好きなんですよ(笑)。
確かにいきなり中村青司の館じゃないんですからね、まじょ。さんのお怒りももっともですが、この雰囲気が好きなので。
でも「囁き」シリーズ、未読なのはもったいないですよ~。
確かにホラー的な要素は強いかもしれませんが、ミステリとしてもきちんと仕上がった作品だと思いますよ~♪

投稿: たいりょう | 2007/02/23 17:41

☆たいりょうさん☆
そうかなぁ…と思っておりました。あの注意書きはたいりょうさんの為に用意したようなものです。

それでも、進まれてしまいましたかっ!?

ホラー作品の傑作に出逢ったことが無い為のホラー嫌いなのですが(ホラーって、超常現象的なものを先ず容認しないと読めないことが原因のひとつでもあったり)「囁き」シリーズはそろそろ挑戦しないとな、と思っております。ミステリ色の強いものからにしま~す!

投稿: まじょ→たいりょうさん | 2007/02/26 21:30

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» 人形館の殺人 著者:綾辻行人 [たいりょうのちょっと一息]
marquee vspace=3 height=1 direction=up bgcolor=dodgerblue/marquee font color=redB亡父が残した京都の邸「人形館」に飛龍想一が移り住んだその時から、驚倒のドラマが開始した。邸には父の遺産というべき妖しい人形たちが陣取り、近所では通り魔殺人が続発する。やがて想一自身にも姿なき殺人者がしのび寄る。名探偵島田潔と謎の建築家中村青司との組合せが生む館シリーズ..... [続きを読む]

受信: 2007/02/23 17:41

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