『キス』 西澤保彦
|
キス 著者:西澤 保彦 |
えっ?これが西澤作品?
西澤保彦が描くエロスとSFの融合体。
西澤作品だというだけで手に取った本作。西澤氏、こんな作品も執筆されていたんですね…知りませんでした。本作は森奈津子シリーズと銘打たれた作品集第3弾。
西澤氏の破天荒ぶりはチョーモンインシリーズを読んで、ある程度理解していたつもりだったのですが、矢張り“つもり”だったようです。こんな作品群まであったなんて…。ちなみに、本作『キス』を☆で評価するならば☆1.5です(もちろん☆5満点)
エロスがどうとかじゃないんです。SFがどうとかじゃないんです。読了後、「だから?」と思ってしまった本作は痛い!!4つの短(中)編が収録されているのですが、「うらがえし」だけはまぁまぁでした。「うらがえし」だけで☆1つ。あとの3作で☆0.5ですね。「勃って逝け、乙女のもとへ」なんかは、ちょっとしたミステリテイスト(「キス」もか?)になっているのですが、やっぱり「だから?」と思ってしまった。うーん、なにが原因だ?
本作は実在の森奈津子氏へのオマージュ的要素が多大に含まれているのですが、その森奈津子氏に全く興味が無い(むしろ知らなかった)のが最大の原因でしょうか?内輪ネタ、あるいは楽屋落ち的な内容に感じてしまうからでしょうか?
まぁ、どの作品読んでもサイコー!なんて作家に出逢えるのはごくごく稀だということは、重々理解しているつもりですので、本作だけで西澤作品を見切ったりはしませんが、既刊の森奈津子シリーズには手をつけることは無いでしょう…。西澤氏はやっぱりチョーモンインシリーズ。保科さんと能解警部、そして嗣子ちゃんの関係が明かされるまで追い続けますよ!!
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/38084/5063733
この記事へのトラックバック一覧です: 『キス』 西澤保彦:




コメント