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2006/11/24

『ネコソギラジカル(中)』 西尾維新

ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 Book ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種

著者:西尾 維新
販売元:講談社
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橙なる種・想影真心によって次々と倒れ行く僕の仲間たち。

そして、僕の身に迫りくる危機を救ったのは…人間失格。

物語の終焉を前に集まるべくして集まった“大切な人たち”を僕は守れるのか?

はい、西尾維新に根こそぎ睡眠時間を奪われております私。肌荒れだって気になりません。だって、気になるのは世界の終わりの方だもの。

『ネコソギ(中)』は中巻としての役割をしっかりと果たしてくれた一作。橙なる種・想影真心の圧巻とも云える登場から、人間失格との再会、そしてラストの一文。

ラストの一文!

この『ネコソギ(中)』が出てから、下巻が発売になるまでの5ヶ月間。この5ヶ月間は長かった!長かったんだよ!あのラストが、あのラストの一文が下巻でどうやって回収されるのか?ハッピーエンドが待ち受けているのか、いーちゃんの前にはバッドエンドしか有り得ないのか、というか私の青色をどうしてくれようってのか?と怒りにも似た感情を携えての5ヶ月間でした。上中下3巻セットで完結なら、間髪いれずに発売してくれよ講談社。

というわけで『ネコソギ(中)』レビュー。まずは橙なる種のお話から。私、今回再読するまで真心はずっと男だと思っていたのですが、実は女の子ですか?いーちゃんのER3時代のルームメイトだっていうから、なんの疑問も持たずに男の子だと認識していたのですが。でも、メイドがメイド服着せちゃうくらいだしなぁ。メイドはそのあたりしっかりしてそうだから、男の子にメイド服着せたりしないだろうし。『ザレゴトディクショナル』は未読なので、そのあたりも判明しているようでしたら教えていただけると助かります~。

そして人間失格。零崎一賊全滅って!全滅って!!人識と舞織が残って居る以上、零崎は生まれながらにして零崎なのではなく、ある日突然「成る」ものである以上、もう一度零崎コミュニティが出来る…ことはあるかもしれませんが、悲しいですよね。“愚神礼賛”があの場に居ないってのが寂しい。『人間人間』で活躍予定の“少女趣味”の物語にも終わりが見えてしまっているってのも、淋しい。それをなんともないことのように振舞う人識も哀しい。辛くないわけないもの。人識であっても、ね。

そして「チーム」の面々。宴九段=屍(トリガーハッピーエンド)ネタには萌え。しかも、かなり重要な役割果たしてくれちゃって!≪蒼≫に盲目なまでに背信する≪屍≫であっても、むしろ背信しきっちゃてるからこそ起こった初めての裏切り。いーちゃんへの密告。ラストの一文。いーちゃんの代替品になれなかった≪屍≫はどんな気持ちでいーちゃんと対面したのでしょうか?≪蒼≫にどんな気持ちで挨拶を交わしたのでしょうか?≪蒼≫はどんな気持ちでその挨拶を受け入れたのでしょうか?あぁ、私の想像力のなさが恨めしい!!

そして、云わずにはいられない。萌太くん、お疲れ様。崩子ちゃんはいー兄に任せて、安らかに死神に身を委ねてください。

物語も次巻で終焉。私の青色がどうなるのか?『ネコソギ(下)』のぶっ壊れレビューは今しばらくお待ちください。あともうちょっとで下巻も読了します故。

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