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2006/08/19

『フラッタ・リンツ・ライフ』 森博嗣

フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life Book フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life

著者:森 博嗣
販売元:中央公論新社
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僕は敵を墜とした日には必ずフーコのところへ行く。

フーコのところから基地へ帰る前に、ちょっと寄り道。

この寄り道が僕のパイロット人生を狂わせた?

の最中にも図書館で予約した本というのは届くわけで。

この「スカイ・クロラ」シリーズも既に4作目ですが、相変わらず相関図が読めませんね。『スカイ・クロラ』が時代でいうと最も最近で、『ナ・バ・デア』『ダウン・ツ・ヘブン』『フラッタ・リンツ・ライフ』とどんどん現在に近づきつつあることだけはわかるのですが。次回作でシリーズ完結の予定ですが、時代的には『スカイ・クロラ』の後になるのかしら。

本当に次作ですべての謎が解明されるのでしょうか。特にキルドレがどういう存在で、どういう未来を辿ってゆくのかが気になるところ。きっと解明されないのだろうな。時には解明されない方が良いこともあります。ミステリ作品であるならば憤慨ものですが、この「スカイ・クロラ」シリーズはミステリではないので、許容できると思います。

「スカイ・クロラ」シリーズを読めば読むほど、クサナギが好きになってゆきますね。できればクサナギには飛び続けて欲しいし、死ぬ場所は空であって欲しい。空の棺桶の中で、安らかに。相手がティーチャーなら…きっと天国か地獄の両極なのだと思います。

『スカイ・クロラ』を最初に読んだのはもう何年も前なので、すっかり忘却の彼方なのですが、シリーズが完結した暁には通しで読んでみようと思っています。個人的には完結編の語りは笹倉にやってもらいたいと思っているのですが。笹倉は最も長い時間をクサナギと過ごし、散香からクサナギを感じ取ることができているはず。その笹倉から見るクサナギ像が読みたい。

『フラッタ』はクサナギの超絶飛行がほとんど見られなかったのが残念。あの描写がとにかく好きです。なんだか中途半端なレビューですが、すべてのレビューはシリーズが完結した際に。

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