『サイラーグの妖魔 スレイヤーズ3』
| サイラーグの妖魔 著者:神坂 一 |
賞金をかけられ、勇者様ご一行に狙われ続けるリナとガウリィ。
その賞金をかけたのが、あの“赤法師レゾ”だというのは本当なのだろうか?
スレイヤーズシリーズ第三弾。
「お次はアメリアの登場ですね!」なんて前回レビューを締めくくりましたが、『聖王都動乱』の前に『サイラーグの妖魔』が挟まってましたか…正確には「お次はゼルの登場ですね!」だったわけですね。アメリアよりゼルの方が好きだから良いけれど(←あっ!)
この『サイラーグの妖魔』は第一巻『スレイヤーズ!』で倒した“赤法師レゾ”が生きていて、リナたちに賞金をかける…というところから始まります。ネタバレをしてしまえば、レゾはやっぱり滅んでおり、レゾのホムンクルス(人造人間)がかつてのレゾの部下によって操られていて…でも、コピーレゾは魔族と合成させられたことで、コピーでありながら自我に目覚めている、というストーリーです(かなり正確)。この自我に目覚めたコピーレゾの存在がちょっと哀しくって、エピローグなんかはちょっとしめっぽく出来上がっております。切ない感じ。
さて、肝心のストーリーはさておき(←さておくな!)ゼル再登場です☆「待たせたな」とカッコつけながら登場のゼル様。待ったわよ!!おいしいところを本当に持ってゆくんだから…。今回の『サイラーグの妖魔』の中でゼル様が一番素敵だったところは、ヴルムグンの死亡を確認し、火炎球で灰と化し、灰をせっせと壷に詰め込むところです。しつこ過ぎる、ゼル様!そういうのって、男女の間柄の中でも出てくるのよね…。執拗なまでに好きになった女に付きまとうゼル様、なんだか想像できてしまうわ。
このスレイヤーズレギュラーメンバは、とにかくすごい能力を持った奴等ばかりなのですが、最強は一体誰なのでしょうね?接近戦なら剣技に分のあるガウリィよね。遠距離なら竜破斬のリナ。でも、一番バランスがとれているのって、ゼルなのでしょうね。近でも遠でもいけちゃう。アメリアは…白魔法ではシルフィールあたりにひけを取るけど、魔族を素手でどつきまわせるのは、世界広しといえども彼女くらいだから、別格というころで。結局のところ、最強はゼロスというころで自己満足させます。
さて、今度こそ「お次はアメリアの登場!」です。ようやくメンバが4人揃うよ。5巻になればいよいよゴキブリ魔族・ゼロスも登場するし。1巻あたり1時間で読めるから…第一部終了まであっという間ですね。ちょっと残念だけど、楽しみ!
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