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2006/03/18

柄刀一氏にお会いして来ました

今日はくすみ書房の主催する「ソクラテスのカフェ本談義」というのに独り潜入し、特別ゲストである柄刀一氏の講演を聴いてまいりました。

勝手に開催していた柄刀一フェアはこの日のためだったんですね。

会場であるカフェにはおよそ30人くらいの参加者が狭い店内にひしめきあっておりました。時間ギリギリに到着したものですから、当然良い席は取れず、隅っこのほうで縮こまって聴講。

くすみ書房の店長と柄刀氏の対談形式で行われたのですが、店長が柄刀氏のプロフィールを誤る誤る。

「柄刀さんは45歳で…」「47歳です」

「東区にお住まい…」「厚別区です」

「奥様は…」「独身です」

といった感じ。ちゃんと調べとけよ、店長!

さて、最初は柄刀氏のペンネームの由来から。音で聞いたら普通だけど、字で読むときに変わったものにしたかったと柄刀氏。自身の好きなディクスン・カーを捩って、ペンネームの中にカーを入れたという徹底ぶり。ふむふむ。

あとは処女作『3000年の密室』が出版されるまでの経緯なんかを話してくださったのですが、そこに島田荘司やら鮎川哲也やら有栖川有栖やら、ミステリ好きにはたまらないビックネームが登場するわけです。もうこれだけで行って良かったというもの。

でも、参加者の大半はミステリは読まないであろうおじさんおばさんだったので、果たして彼等は楽しめたのだろうか。少なくとも私は楽しめましたのよ、柄刀氏。

あとね、笑っちゃうのがひとつ。参加者からの質問というコーナーで「柄刀さんが子どものころ読んだ本はどんな本ですか?」という問いが。柄刀氏は「ホームズとかルパンとか一般的なミステリですよ」と答えていらっしゃたのですが、なにを思ったのか店長が「ルパンってそんなに前からありましたっけ?」と言ったわけです。

モンキーパンチじゃねぇよ!ルブランだよ!

と心の中で超高速ツッコミをさせていただきました。

その後、現在ミステリが若干下火になってきていることとか、本格ミステリと新本格ミステリの定義を柄刀氏なりの言葉で話してくださいました。アツい。ミステリ好きにはたまらない時でございました。

しっかりと自前の本にもサインをいただきまして、もう思い残すことはないといった感じです。

7月に新刊が発売になるそうです。4月までに原稿をあげなくてはならないとか。頑張ってください!柄刀先生。

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