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2006/03/21

『館島』 東川篤哉

館島 Book 館島

著者:東川 篤哉
販売元:東京創元社
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六角形の館で起きた謎の墜落死。

その事件の後、再び館に集められた関係者と刑事と探偵。

そこで繰り返される連続殺人とは。その殺人事件を解くのは刑事か探偵か?

この『館島』は図書館で借りてきたものなのですが、検索機を利用してもなかなかヒットしない。何故か。それは私がこの作品をてっきり『館男』だと思っていたからです。しかも読みは…

だ・て・お・と・こ

なんですか?今業平ですか?

さて、ここからがレビューです。

本格ミステリの要、トリックについては最初の屋敷図や描写であっさり解けました。これは屋敷図が俯瞰した状態で描かれているからなのですが。だからといって屋敷図を省くわえにはいかないし…といったジレンマが感じられます。

あとは解けたトリックを意識しながら、そのトリックを使用できる該当者を絞り込めば良いだけですので、かなり簡単に推理できるのでは。

アイデアは面白いのだけれど、難易度はかなり低いと言わざるを得ません。残念。

さて、東川氏といえばユーモアミステリの代名詞ですが、今回はユーモア控えめでエッセンス的な役割となっております。より純粋な本格と言えるでしょう。このくらいが好みです。

しかし、この作品はなんだかシリーズ化しそうな趣ですね。探偵志望の助手もできたことですし。よこしま号な刑事がこれからも活躍することを祈りつつ。

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コメント

はじめまして!
いきなりのコメントで失礼いたします。

読まれている作品がかなり自分好みなのと
しっかりと面白いレビューを参考にさせて
頂いておりますー。
これからも面白い本、いっぱい紹介してくださいね。

投稿: neon | 2009/02/17 19:49

☆neonさん☆
はじめまして!コメントありがとうございます!!
主に講談社ノベルス方面に偏った趣味丸出しレビューですのに、お褒めの言葉(ですよね?)ありがとうございます嬉しいです。独断と偏見と毒舌だけがウリという情けないブロ愚ですが、これからも楽しんでいただけるよう頑張ります!
あっ、是非お薦め本があればご教授ください!そろそろ読書の幅を広げたいお年頃。

投稿: まじょ→neonさん | 2009/02/18 22:37

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